「せど楽」ブランドの安定性について　2013/06/06

平素よりせど楽シリーズをご愛用頂きまして、
大変ありがとうございます。

株式会社サプライズ　開発部　沖です。

今回は、「せど楽」製品を安定してご利用頂けているご理由について
少しお話させていただきます。

と、申しますのも、他社ツールのユーザー様より
せど楽ツールの安定性についてのお問い合わせが殺到した為、

今回、改めて皆様に、せど楽の安定性について
ご案内させていただく事となりました。

他社ツールユーザー様からのお問い合わせ内容は、

・「せど楽」は、問題なく動作しているか

という点でした。

既にご存知の方もおられると思いますが、
このたびの、アマゾンのホームページのレイアウト変更により、
一部ツールが使用不可の状態となっているようです。

開発者として、システム的なお話をさせていただきます。

アマゾンから価格や商品情報を取得する場合は、
「PA-API」や「MWS」という方法で行う事が決められております。

これは、アマゾンの規約によりますので、
違反した場合はアマゾンから何らかの処罰がある事も考えられます。

規約違反によるツールの使用禁止でしたら、
違反ツールのユーザー様が少しご不便になる程度と考えられますが、

ユーザーのアカウント停止まで至るようであれば、非常に問題である
と考えております。

では、皆様がお使いのツールが、
アマゾンの規約通りにデータを取得しているかを確認するには
どうするのかと申しますと、以下の点で確認が可能です。

——
・出品者ＩＤの取得が出来るので、出品者を指定して除外可能です。
・他社出品商品のコンディション説明を取得できます。
——
これらが出来るツールは、規約違反です。

——
・最安値１件分しか取得できません。
・送料が取得できません。
——
これらは、「PA-API」を使っているツールですので、規約違反ではありません。

——
・最大１０件分の価格が取得できます。
・１分間に１００件以上の商品の価格を変更できます。
——
これらは、「MWS」を使っているツールですので、規約を遵守しております。

規約違反のやり方では、どうやってデータを取得しているかと言いますと、
スクレイピングという方法で、ホームページをそのまま読み込んで
中身を切り出して取得しています。

実は、この方法は、アマゾンに非常に負荷がかかる方法となります。

「PA-API」や「MWS」などと違って必要のないデータまでやり取りする上に、
買い物の為に表示しているのではないので、アマゾンは一切禁止しております。

言うなれば、

・自分の店に客が来たが、店内で物色して涼んでそのまま帰ってしまう。

という状況です。

しかも、この様な人が大量にやってきたとして通路も一杯になり、
本当に買い物をしたいお客様に迷惑がかかるとしたらどうでしょうか？

当然の事ながら、規約違反者は店から追い出されることになります。
これが「スクレイピング問題」と呼ばれる物になります。

また、ホームページをそのまま読み込んでいますので、
今回のように、ホームページのレイアウトが変更になると
ツールが使用不可能になります。

2013年5月末から一部のツールで価格が取得できなくなるという問題が
発生したのは、それが原因と考えられます。

余談ですが、今回の変更は日本だけでなく海外でも同時に行われておりますので、
海外のアマゾンから「スクレイピング」で価格取得を行っているツールでは
同様の問題が発生します。

以前、メルマガ等でご案内した
「アマゾンからの問いあわせ」でも触れておりますが、
今回のホームページの変更については、

弊社には、アマゾンより事前にご案内を頂いておりました。

これは、アマゾンの規約を遵守した、業界屈指の価格改定ツールとして
多くのユーザーの皆様にご提供させていただいている賜物と考えております。

その為、アマゾンのセラーセントラルでも、
外部ツールとして「せど楽」ツールは、掲載いただいております。

もちろん、弊社の「せど楽MK-II」や「せど楽チェッカー」では、
この「スクレイピング」という禁止行為を一切行っておりませんので、
何の問題もありませんでした。

弊社では、ツールの機能と安定した動作を、
ユーザーの皆様に提供させていただく為、
サービス供給者であるアマゾン側から提示されている規約などのルールを
順守しております。

ですので、せど楽ユーザーの皆様は、ご安心ください。

もし、現在ご利用の他社ツールでお困りの事がありましたら、
弊社の「せど楽」シリーズにて、ご相談に乗らせていただきますので、
お問い合わせいただければと思います。

せど楽シリーズは今後も安心してお使いいただけますので、
ご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

発信元：株式会社サプライズ
開発部　沖　安隆